Archaic Style 赤銅滝の水晶1
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赤銅滝の水晶1

以前、彼女のために水晶を探す大学生と道行の友になって二人で渓流を遡行した話を書いた記憶があります。

「池畔暮色」って記事で書いたと思います。

ひとと行きあうことなんて想像もしていない山の薄暗い渓流で、半パンにかかとなしのサンダルという軽装で、でかいハンマーを持った人が、すべる岩場をひょいひょい巧みにわたって近づいてきたら、そりゃ警戒します。

ハンマー、ですからね。
風体から見て地質学の研究者には見えなかったし。

少し話したら気のいいやつで「上流に滝があるから見せてやるよ」ということになってしばらく同道しました。
そこでは彼が子どものころはいくつも水晶を見つけたそうですが、今では滅多に見つからないと言ってました。
数年前の夏の話です。

今日の写真は一転真冬です。
場所も別です。
この場合の水晶は厳冬期だけ出現する、持ち帰って飾ることもできない水晶です。
色濃い赤銅色の岩盤と水晶の組み合わせが印象的だったので登ってみました。
「なんで印象的だと登るの?」と思う方もいると思いますが、それがぼくという人間なのです。

然るべき場所では「なんで印象的だと登るの?」と質問する側に回る卑怯さも身につけています。




315.赤銅滝の水晶1

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厳寒

こんばんは。全国的に寒波ですね。凍てついた滝、触れるだけで怪我をしそうな凍った岩肌に、対比する甲斐さんの身体は生身の柔かさと暖かさが感じられます。探検を続けて身体が冷え切ってしまわないうちに、早く毛布を渡して、ほっこりゆず茶でも飲ませてあげたくなりましたが、まだまだ水晶探しは続くのでしょう、ね。

No title


持ち帰ることも 

身をゆだねることも


できそうにない


氷の結晶 ですね~~~

甲斐さん

厳寒の候となりましたね。
水晶を探している青年も素敵ですが土産にならない水晶に惹かれている青年も素敵です。
十人十色、どうして、惹かれるのか、他人には理解できないことがあるんですね。共感されないのは、少し淋しいです。と、いって他人様が何故、そんな事に夢中になるか理解できないというところでしょうか!?
卑怯でも何でもないですよ。まぁ、感嘆の気持ちで話を聞いてあげればいいでしょうが、人って共鳴されない孤立感の中に、自分にしか分からない喜びとして悦になることもありますもん。

Re: 厳寒

ENZOさん、こんばんは。
ごらんのように開けた場所で陽射しもあったので日中は意外に温かかったんです。
氷もゆるゆると少し溶けて透明度が増してきていました。
日中次第に溶けて、夜再び氷結して、の繰り返しで成長していくんですね。
氷の形状の面白さに惹かれているのでしばらく追いかけるでしょう。
ゆず茶、そのうちごちになります。

Re: No title

気楽なおじさん、こんばんは。
身をゆだねられるような巨大な水晶も見つけましたよ。
実際は滑るので委ねられませんけど。
それはまたそのうち。

Re: 甲斐さん

桃爺さん、こんばんは。
理解されないで辛い・・・とか、寂しい・・・とか思ったことがないんです。実は。
たぶん「普通、ひとのことは理解できない」と思っているからではないかと。
主張が大勢と合わないことが多かったのが良かった(んだか悪かったんだか・・)かも。
でも割と素直なところもあって、だれかが楽しそうにやってることはすぐに自分もやってみたくなります。
そんな感じであまり制約なくそれぞれがやってみたいことをやっている、という状態が理想ですね。
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甲斐

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管理人のヌーディスト(甲斐)自身の、自然の景観の中のヌード写真を駄文付きでご覧いただくブログです。
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