緑牢の虜囚1
極限状態における性欲の亢進について。
論じるほどの学識はありませんが、とある冒険家の本を読んでいて興味深かったのです。
植村直己に野坂昭如がインタビューしていて突然「ところであなた、北極でオナニーはどうしてたんですか。」と質問したというエピソードが紹介されていました。
確かに。さすが野坂昭如。
で、植村さんがどう答えたかは知らないのですがその冒険家は自分の体験としてこんなことを書いていました。
100キロの橇を曳きながら連日ひたすら北極の大雪原を歩いていたとき、ただただ憑かれたようにエロい妄想だけが頭の中を支配していたそうです。
血流はふんだんに海綿体に供給され続け、妄想のあまりに方角すら間違えそうになるほどだったとか。
テントでは同行人が寝入るのを待って放出し、時に相手を思いやって早く寝入ってあげたりしたとか。
肉体的極限状況にあって死を身近に感じるとそうなるのだな、と納得感があります。
ぼくが納得しようとしまいと、ご本人の実体験なのですが。
その連想で、獄中で身に迫る死の恐怖を感じた時、男の生理はどう反応するのだろう、と疑問を持ちました。

論じるほどの学識はありませんが、とある冒険家の本を読んでいて興味深かったのです。
植村直己に野坂昭如がインタビューしていて突然「ところであなた、北極でオナニーはどうしてたんですか。」と質問したというエピソードが紹介されていました。
確かに。さすが野坂昭如。
で、植村さんがどう答えたかは知らないのですがその冒険家は自分の体験としてこんなことを書いていました。
100キロの橇を曳きながら連日ひたすら北極の大雪原を歩いていたとき、ただただ憑かれたようにエロい妄想だけが頭の中を支配していたそうです。
血流はふんだんに海綿体に供給され続け、妄想のあまりに方角すら間違えそうになるほどだったとか。
テントでは同行人が寝入るのを待って放出し、時に相手を思いやって早く寝入ってあげたりしたとか。
肉体的極限状況にあって死を身近に感じるとそうなるのだな、と納得感があります。
ぼくが納得しようとしまいと、ご本人の実体験なのですが。
その連想で、獄中で身に迫る死の恐怖を感じた時、男の生理はどう反応するのだろう、と疑問を持ちました。
