Archaic Style 落椿
2ntブログ

落椿

豪雨お見舞い申しあげます。

西も大雨。東もこれから大雨になるということで、水気のない写真にしました。

これまでも椿を背景の写真は大抵が落花でした。
見方によっては落ちてからも絵になる花ということです。
花弁も散らず、花蕊も瑞々しいままに、紅と白と黄色の鮮やかな組み合わせの色彩を保ってますからね。

これっていわゆる「ぴんぴんころり」か?
いや違うなー。
もっと生々しい、生への執着を残しつつ運命を従容として受け入れて自ら枝を離れ、地に伏して生命の循環の行程に入っていくのを静かに待っているという風情です。
椿の落花は、その潔さを湛えた静けさがどうも気になってしまいます。
「春霖の滝」では落ちていた椿花を集めて岩を飾りました。
「椿城」は木に咲く花よりも、落ちて足元を飾る椿花のほうに思い入れがあります。

今回は通りかかった山道に散り敷かれた花を目にしたnishiくんの着想で。
ポーズ指導と撮影も。
で、このあと降り口を間違えて車を置いた場所と全くちがう方面に下山してしまい、けんかしながらバスを乗り継いで車を探す旅に出ることになったのでした。

349.落椿1

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No title

こんにちは甲斐さん。仰るとうり、琵琶湖大橋より北の湖北は水もまだまだきれいで、水泳場もけっこう有ります。僕らが泳ぐ所は湖西の方です。5月末は暑い位でしたが、比良山系の雪解け水で未だ水は冷たかったですがじゅうぶん入れました。 落椿拝見して思いましたが、桜や椿やその他の花が木に咲く姿も美しいですが又、落花の風情も良い物ですね。日本人の感性と言うのでしょうか?甲斐さんはそれを上手くメールヌードに取り入れられてますね。 来人

けんか

こんにちは。

性器を隠す事を意識しないからこそ出来たセクシーで美しいポーズですね。

けんかですか。
nishiさんは着衣で、甲斐さんは素っ裸での撮影なのでしょうから、息が合わないと良い作品は出来ないのでは・・・

どんな、けんかをしたのかな。
「喧嘩するほど仲が良い」と言いますから、お二人での撮影旅行羨ましいです。

No title

椿の妖艶な花びらにむせび


息をも つぐことができない


甲斐さんの姿に

いっそうの色気を感じます

椿の重み

こんにちは!甲斐さん!
椿の花にも沢山の種類があるようですが、ある日、椿の花をかたさ付けようと、木の下に行って、手に取ると、そのあまりの生々しい重みに、命を感じた事があります。地面に全部の体重を預けた甲斐さんのポーズも、まさにそれだ!と感じました。
椿の花は、全部地面に落ちているわけでなく、枝と枝の間にひっかかったままで、枯れかけているものもありました。
昔の人は言いました。「畳の上で死にたい!」と。
僕は、こんな感じで、花とともに地面の上で死ねたら最高だろう!?と、ふと思いました。陽の射す中!

Re: No title

来人さん、こんばんは。
湖西のほうでしたか。右手に琵琶湖、左手に比良。うらやましい環境です。
花木が好きなんですけど椿は薔薇科で虫がつきやすいので自宅の庭に植えたりすると、それなりに手がかかりそうです。
でもいかにも日本的で、日本的な風景というのをひそかにサブテーマにしてるので欠かせません。
あまり関心のない魯山人の作品も、椿の茶碗には惹かれます。

Re: けんか

ビービーさん、こんばんは。
世にも珍しい共通点でつながってますからね。
生まれる前から知ってた気がしてます。
男の寝姿って難しいんですよ。曲線が少ないし、こうして完全に横たわってしまうと何らかの表現をするのが難しいです。
構図の取り方も含めてやっぱり引き出し多くて流石だな、とこのとき思いました。

Re: No title

気楽なおじさん、こんばんは。
見ようによっては妖艶ですね。でもぼくにとっては、紅なのにどこか男を感じさせる花なんですよね。
妖艶な花といったら・・・クチナシなんかも妖艶ですよね。

Re: 椿の重み

桃爺さん、こんばんは。
そう、落ちて間もない花にはぼてっとした重みを感じますよね。
このポーズは微妙に地に体重をあずけ切ってはいないんですよ。
そうしていたらおそらくまた印象の違う写真になったと思います。
完全に枯れて散ってしまっているわけではない椿花も、たぶん少しは重力に抵抗しているのではないかと思います。
ひょっとしたら、落椿に気をひかれるのはそのかすかな抵抗の気配を感じるからかも。
どてっと落っこちたまま「ああラクちん」と思っているわけではないような気がします。

一面椿の花だと興ざめしてしまう気がしました。薔薇だったら一面薔薇なんでしょうが。

Re: タイトルなし

慎之介さん、こんにちは。
薔薇と椿花の質感の違いかもしれませんよ。薔薇はどこかのタイミングで生々しさを消して見ることができるけど椿はそうはいかないですもんね。
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