Archaic Style 峨々たる山壁
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峨々たる山壁

ごつごつした切り立つような峻険な岩肌を見上げながら、深山の冷涼な空気を楽しんできました。
陽射しは強くても、山中は陽が少し傾くともう秋の気配が濃厚です。
夏の間はむせるような濃い緑一色だった木々の葉も、ところどころに黄や臙脂や淡紅色も混じってきました。
「山の空気は人を自由にする」って言葉ありませんでしたっけ。「都市の空気」だっけ??
でも視界の届く限り人のいない場所で、川の水音、鳥の声、木々のざわめきとか自然の音だけの世界に身を置くとそんな言葉が自然に頭に浮かびます。
非力な人間ひとりでは太刀打ちできない自然の恐ろしい面貌もひしひしと感じながら、むしろだからこそ自分の感覚が澄んで、鋭くなって背筋が伸びて自分本来の力を取り戻して自由に近づいていく、というようなそんな感覚。

しばらく滝、海、渓流と水場の写真ばかり続いたので、この連休に撮った山の写真を選びました。

次回は、先日の萩に続いて秋の七草の一つを背景にした写真をアップします。
気が変わらなければ。


31.峨々たる山壁

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No title

甲斐さんのブログの魅力は画像はもちろん、そのキャプションにある、と常々思っておりましたが、モノローグを読むのも楽しみにしています。いつも控え目ながら御自身の想いを的確な表現で伝えておられ、今回のコメント、秀逸です。

No title

峡谷の岩肌を仰ぎ見る・・気持ち良いですね
都会のビルの窓とは違いますね♪
そこで撮影できればいいのですが、タイミングも問題でしょうね

Re: No title

ENZOさん、こんにちは
どうもありがとうございます。
感じたことを言葉に変換するのって結構難しいですよね。
ブログだと書き手には読み手の顔が見えないので、貴重な感想を寄せていただいてうれしいです。
もうちょっといろいろ書くようにしたいと思ってるんですけど、たいてい更新が夜なのであんまり頭が動かなくて。

Re: No title

Mamoruさん、こんにちは
この写真の右側の山頂部の鋭い岩肌が肉眼で見るとすばらしいんですよ。
この写真だと小さくてはっきりしないのですが。
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