落葉の寝床
今年の紅葉はあざやかでしたね。
紅葉の落葉で遊んでみました。
紅葉の落葉で遊んでみました。
ほんの数年前までは紅葉狩りなんてほぼ興味なかったんですが、写真を趣味とするようになってからだんだん惹かれるようになりました。
この時期の京都や日光にも行ったことありますけど、今年は(当然ながら)人のいない名所を探しました。
先週末には、初夏に撮影した写真で若々しい青紅葉を確認して、とある山路を再訪したんですが大当たりでした。
抱きかかえられないほど太く枝ぶりの良い紅葉が並ぶひと気ない山路に紅と臙脂の絨毯が散り敷かれ、そこにきらきらと陽光が落ちるさまは、なにものかに差し招かれているようなちょっと妖しいような美しさがありました。
はだしになって落葉を踏みしめるだけでも楽しいですが、欲が深いので全身で感じたくなりました。
タイトルはすぐに、中学生の頃に読んだ森茉莉の耽美小説「枯葉の寝床」が頭に浮かんだんですが、そのままだと工夫がないし「耽美」なんて柄でもないので「落葉の寝床」にしました。
で、改めて「枯葉の寝床」のあらすじをネットで確認してみたんですが、「おれ中坊のときにこんなの読んだのかー」とびっくり。麻薬中毒、SM、心中と盛りだくさんの小説です。
官能小説じゃなくて耽美小説ってジャンルですよ。いまでも文庫で出ていると思うので興味もたれた方は手にとってみてください。書かれた当時は「なんて不道徳な」的な見方もされたんでしょうけど、描かれた風俗そのものはすでに時代がその先へ進んでしまっている部分もあるかもしれません。
中学生くらいだと妖しいものに惹かれるんで読んだんですけど、当時は雰囲気は感じとってもホントの意味が理解できていなかったようです。中学生が完全に理解できてたら怖いですけど。
写真は全体的にちょっとぼかしました。賛否ともにあると思いますけどたまには趣向を変えるのも良いかな、と。

この時期の京都や日光にも行ったことありますけど、今年は(当然ながら)人のいない名所を探しました。
先週末には、初夏に撮影した写真で若々しい青紅葉を確認して、とある山路を再訪したんですが大当たりでした。
抱きかかえられないほど太く枝ぶりの良い紅葉が並ぶひと気ない山路に紅と臙脂の絨毯が散り敷かれ、そこにきらきらと陽光が落ちるさまは、なにものかに差し招かれているようなちょっと妖しいような美しさがありました。
はだしになって落葉を踏みしめるだけでも楽しいですが、欲が深いので全身で感じたくなりました。
タイトルはすぐに、中学生の頃に読んだ森茉莉の耽美小説「枯葉の寝床」が頭に浮かんだんですが、そのままだと工夫がないし「耽美」なんて柄でもないので「落葉の寝床」にしました。
で、改めて「枯葉の寝床」のあらすじをネットで確認してみたんですが、「おれ中坊のときにこんなの読んだのかー」とびっくり。麻薬中毒、SM、心中と盛りだくさんの小説です。
官能小説じゃなくて耽美小説ってジャンルですよ。いまでも文庫で出ていると思うので興味もたれた方は手にとってみてください。書かれた当時は「なんて不道徳な」的な見方もされたんでしょうけど、描かれた風俗そのものはすでに時代がその先へ進んでしまっている部分もあるかもしれません。
中学生くらいだと妖しいものに惹かれるんで読んだんですけど、当時は雰囲気は感じとってもホントの意味が理解できていなかったようです。中学生が完全に理解できてたら怖いですけど。
写真は全体的にちょっとぼかしました。賛否ともにあると思いますけどたまには趣向を変えるのも良いかな、と。
