双竜の滝4
シリーズ最後の記事です。
コメントも数多くいただきましたが、このシリーズの記事更新日のアクセス数の伸びかたは「さすがnishiくん」と人気の大きさを再認識しました。
自分のサイトで彼とコラボするなんてかつては想像もしませんでしたが、こうしてシリーズ最後の記事をアップする段になってみると、なにか一つの区切りを迎えてしまったような一抹の寂しさを感じます。
中学生のとき、親父の書棚に収納されっぱなしの世界文学全集(時代を感じさせる企画です)から大作を引っ張り出してほぼ一年がかりで読み終えたんですが、その時に似た感じです。
登場人物が多過ぎて、時代背景の知識がなくて、会話内容が難し過ぎて、モチベーションが保てなくなって何度も挫折して中断していたのが、次第に理解が深まって面白くなり、読み進むスピードが速くなって最後のほうでは「あーあと3日で読み終わっちゃう。もう少し読んでいたい」と一日数ページずつ、と牛歩戦術で読了を先に延ばそうとしていました。
そんなことを思い出したのは、その時の心理状態と今の気分になにか通じる部分があるってことでしょう。
どう通じているか、はまだ書けません。自分でもわかっていないので。
そんなことを読まされるほうも困ると思いますけども。
それでも読みたい本は読んだほうが良いです。
やってみたいことはやってみた方が良いと思います。
その先の景色を見るために。その先の自分に会うために。
シリーズ最後の写真は思い切り引いて滝のほぼ全容を構図に入れたものです。
隣に並んで立っているひとが自分と同じ方向を見ている、と無邪気に確信している瞬間というのは得難い贅沢な時間だと思います。
あまり多くの人が関心を払わない方向を見ている場合は特に貴重です。
何百キロを隔てたあまり共通項のない環境に育った二人が、たまたま同じ方向を見ていることに気づいて、近づいてそういう贅沢な時間を持つことができたことの、これはささやかな記録です。

コメントも数多くいただきましたが、このシリーズの記事更新日のアクセス数の伸びかたは「さすがnishiくん」と人気の大きさを再認識しました。
自分のサイトで彼とコラボするなんてかつては想像もしませんでしたが、こうしてシリーズ最後の記事をアップする段になってみると、なにか一つの区切りを迎えてしまったような一抹の寂しさを感じます。
中学生のとき、親父の書棚に収納されっぱなしの世界文学全集(時代を感じさせる企画です)から大作を引っ張り出してほぼ一年がかりで読み終えたんですが、その時に似た感じです。
登場人物が多過ぎて、時代背景の知識がなくて、会話内容が難し過ぎて、モチベーションが保てなくなって何度も挫折して中断していたのが、次第に理解が深まって面白くなり、読み進むスピードが速くなって最後のほうでは「あーあと3日で読み終わっちゃう。もう少し読んでいたい」と一日数ページずつ、と牛歩戦術で読了を先に延ばそうとしていました。
そんなことを思い出したのは、その時の心理状態と今の気分になにか通じる部分があるってことでしょう。
どう通じているか、はまだ書けません。自分でもわかっていないので。
そんなことを読まされるほうも困ると思いますけども。
それでも読みたい本は読んだほうが良いです。
やってみたいことはやってみた方が良いと思います。
その先の景色を見るために。その先の自分に会うために。
シリーズ最後の写真は思い切り引いて滝のほぼ全容を構図に入れたものです。
隣に並んで立っているひとが自分と同じ方向を見ている、と無邪気に確信している瞬間というのは得難い贅沢な時間だと思います。
あまり多くの人が関心を払わない方向を見ている場合は特に貴重です。
何百キロを隔てたあまり共通項のない環境に育った二人が、たまたま同じ方向を見ていることに気づいて、近づいてそういう贅沢な時間を持つことができたことの、これはささやかな記録です。
