Archaic Style　先駆け

先駆け

春の先駆けの花、と言えば？

ってテーマでアンケートでもとればたぶん5位以内にはつけると思われる菜の花。
これだけ咲きそろうと壮観で、その中に分け入っていくのは心躍るものがあります。
が、それにちょっと水差すのが独特の濃厚な匂い。

よく言えばあま～い、そしてくさいぃ、そんな匂い。
慣れてるぼくでも一瞬ひるみますね。

匂いの話はさておき「先駆け」と言えばメールヌードフォトの先駆け、シチリアに移住して現地の少年たちをモデルに多数の写真を残したのがフォン・グローデンという人です。
メールヌードフォトなんてどこにもなかった当時は、英国上流階級の子弟が彼らの教育課程の総仕上げとしての世界旅行グランドツァーの時にわざわざシチリアのグローデン宅に立ちよって見せてもらうというのが一つの定番になっていたという話を読んだことがあります。
いま見ると少年たちはあまりに無防備で、撮影者の意図をどれだけ理解していたものか、今の感覚だと適法？異法？なんて尺度をつい持ち出してきそうになります。
でも、そのグローデンの写真も今や日本の公営美術館で展示もされているらしいです。

Archaicstyleもあと数ヶ月で6年です。
nishiくんのLiberty Poolという先駆けに触発されて世に出てきたという一面があります。
そのLiberty Poolにも先駆けがありました。
Archaicstyleを先駆けとして出てきたよ！なんて言葉を聞けたらうれしい、とここ数年そんなことを時に思います。