紅い酩酊1
中学生の頃にポーの短編集を読みまして。
有名な「モルグ街の殺人」なんかも印象的でしたけど、もっと印象的で怖かったのが「赤死病の仮面」です。
猛威を振るう、死をもたらす流行り病を避けるために城塞にこもった王と近親たちの宴会に、不吉な扮装をした見慣れぬ男が一人紛れ込んできて、一人、また一人と参会者たちが斃れてゆく・・・・という現代で言えばパンデミックものみたいな怪奇小説です。
たぶん、病気はペストがモデルになってるんでしょうね。
赤死病というネーミングがまたインパクトがありますよね。
もちろんこの小説の印象だけというわけじゃないのですが、ぼくのイメージの仲ではずっと「赤」にはこういう不吉な印象がまとわりついていて、高校生の頃までは赤いものは身につけなかったんですよね。
かなり強い抵抗を感じてましたので、青い服ばっかり選んで着てました。
赤に逆にポジティブな印象を持つようになったきっかけがなんだったか思い出せませんが、はじめて赤系統の服を買ったのは20代も終わりの頃です。
それも思い切って着てみた、という感じです。
それから年々赤系統色が好きになっていって、今では仕事着以外の服は暖色系統が中心で、寒色系統は少数です。
この逆転劇には、残照を浴びて汗ばんだ裸身を冷気にさらしたその高揚感の中で紅葉に酔った甘美な記憶も影響しているかもしれないです。

有名な「モルグ街の殺人」なんかも印象的でしたけど、もっと印象的で怖かったのが「赤死病の仮面」です。
猛威を振るう、死をもたらす流行り病を避けるために城塞にこもった王と近親たちの宴会に、不吉な扮装をした見慣れぬ男が一人紛れ込んできて、一人、また一人と参会者たちが斃れてゆく・・・・という現代で言えばパンデミックものみたいな怪奇小説です。
たぶん、病気はペストがモデルになってるんでしょうね。
赤死病というネーミングがまたインパクトがありますよね。
もちろんこの小説の印象だけというわけじゃないのですが、ぼくのイメージの仲ではずっと「赤」にはこういう不吉な印象がまとわりついていて、高校生の頃までは赤いものは身につけなかったんですよね。
かなり強い抵抗を感じてましたので、青い服ばっかり選んで着てました。
赤に逆にポジティブな印象を持つようになったきっかけがなんだったか思い出せませんが、はじめて赤系統の服を買ったのは20代も終わりの頃です。
それも思い切って着てみた、という感じです。
それから年々赤系統色が好きになっていって、今では仕事着以外の服は暖色系統が中心で、寒色系統は少数です。
この逆転劇には、残照を浴びて汗ばんだ裸身を冷気にさらしたその高揚感の中で紅葉に酔った甘美な記憶も影響しているかもしれないです。
