Archaic Style 贄の登壇
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贄の登壇

中米 アステカ文明についてご存じの方も多いと思います。

人の鮮血と心臓を神に神に捧げることが太陽の滅亡を回避させると信じて、膨大な数の生贄をピラミッドの頂上にある祭壇に屠り続けました。
生贄の確保のための戦役を起こし、神事の球技では勝利した選手たちに斬首され祭壇に供される栄誉を与えたと伝えられます。
なんとなく「古代文明」と思っている方がいますが実際には16世紀まで続いた文明です。
ま、日本人もその頃は首狩り族ですが。

母が世界各地の滅んだ文明の本を漁る趣味があって、我が家にはその手の本がかなりありました。
その中に、アステカの祭壇で使う生贄の心臓を置くための台の写真があったんですが、雨にそぼ濡れながらの早朝の登山中、その形状を思い起こさせる大きな岩を見つけ、興が乗ったんで生贄を演じてみました。
趣味悪いですよね。

今日の記事は血なまぐさかったですね。女性には特に評判悪いでしょうね。
気分悪くなった方がいらっしゃったらお詫びします。

でも、自分たちの住んでいる世界の常識とすごくへだたった価値観を知ることは人間理解を深めるのに役立つのです、というのはただのこじつけです。


273.贄の登壇1

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