Archaic Style 軍営の秋気2
2ntブログ

軍営の秋気2

もう暦の上でも、実際の気候も秋ではないですけど。

寒くなったくらいでは撮影やめません。
むしろちょっとテンション高めになります。
ここは好きな城址で時々訪ねます。

初夏だったと思いますが、あるときここを訪れて、場所を決め、構図を考えて着衣のままテストして、さて正装に着替えようかとシャツを脱いだとき、すぐそばで突然何人もの声が聞こえました。
あわててタオルで汗をぬぐうハイカーを装っていると(まるっきりの嘘でもありませんしね)、どやどやと降ってわいたように数十人の団体の皆様が旗もった先導者に率いられて出現したのです。

地元の歴史研究会の皆様でした・・・

中でもとても知的な風采のご高齢の紳士がガイド役のようで、その方の学術的説明を皆さん一生懸命メモしながら聞いておられました。ぼくもシャツを着て紛れ込んで拝聴することに。
で、十数分後皆さんが下山された後、今度はそのガイド役の紳士がもう一度お一人で戻ってこられ、「あなた城にご興味があって撮影してるの?ご熱心ですね」と。
「え、えぇ好き・・ですねぇ。」
「私は(名刺を出されて)退官前は歴史を教えていたものなんだが、ここには何十回と登ってきているけど興味が尽きない。よろしければご案内しましょう」
と、いうことで決して狭くはない城域を「ここは隠し井戸」「これは虎口」「ここは馬場だったと思われる」「この巨石はどこそこから運んできたのではないか」といろいろ案内してくださいました。
ありがたいことです。感謝・・

その方が下山された後も、「さぁ撮影だ」というテンションにはなかなか戻れませんでした。
こういうの「毒気を抜かれた」感じというのでしょうか・・・
ちょっと違うか・・




214.軍営の秋気2

コメントの投稿

非公開コメント

No title

今日のお話、とても面白かったです。

自分も法師温泉で、名刺はもらってないですがおそらく東京の有名大学の名誉教授らしき品のいい老人が話しかけてこられたときのことを思い出しまし(^-^;

No title

 この城跡っていいですね。初めて甲斐さんのブログを訪問したのも
この場所の写真だし自分も前から行ってみたい場所なんですよ。
ここは四季おりおり素晴らしいだろうから各季節に撮影できるといいですね。
でも、ここの冬って寒そ~~~!
 この写真って月明かりを連想させるからドビュッシーの「月の光」を
BGMにして鑑賞するとピッタリな気がします。

No title

城跡はいろいろ風情があっていいです
撮りたくなるアイテムですね
私の近くにも、いい石垣の城跡があるのですが人が多くてとてもです
タイトルのようなカット撮ってみたいですね
近くに敗れた側の廃城があるのですがここは穴場です
(いい石垣は残っていませんが)

No title

緑と城跡の前で
研ぎ澄まされたカラダが
時代を越え
歴史の中に吸い込まれるような
写真ですね~~~~

Re No title

ぶっきさん、こんにちは。
旅先で話しかけられるのって楽しいですね。こっちも開放的になってるし。
それにしても開放しきってなくて良かったです。

Re No title

サテリコンさん、こんにちは。
夏はマムシが出そうで心配ですが、四季折々の風情がありますね。
この城の写真は「軍営の秋気」しかアップしてないのです。たぶん、あそこではないと思いますよ。

No title

 そっか~~。自分のハヤトチリだったんですね。
検索してみたら全国の山城跡に立派な石垣がけっこう
残ってるんですね。
三週間前に行った大分県の城跡の石垣もすごくよかったです。
 自分、古代祭祀跡の巨大なも磐座も好きだから
甲斐さんの裸体とのコラボを見れたらうれしいです。

Re No title

Mamoruさん、こんばんは。
勝者の整備された城跡と敗者の放置された城跡が接近していることって結構ありますね。後者に惹かれるぼくみたいなのは少ないですけど、そういう場所のほうがイメージ湧きます。

Re No title

気楽なおじさん、こんばんは。
ポーズしてる間にいつの間にか、時代を越えていて研ぎ澄まされた白刃に取り囲まれてたらどうしましょう。

Re No title

サテリコンさん、こんばんは。
大分といえば唱歌にもなったあの城でしょうか。一度行きたいもんです。

No title

何となく、画像にも毒気がないようにも感じます。

Re No title

慎之介さん、こんにちは。
ファイルサイズ抑えるためのノイズリダクションが強すぎたみたいです。
あと、ポーズのせいもありますかね。
プロフィール

甲斐

Author:甲斐
晴れやかに一糸まとわない姿で、全身に風と光を感じたい。
管理人のヌーディスト(甲斐)自身の、自然の景観の中のヌード写真を駄文付きでご覧いただくブログです。
自然の中を気持ちよくご一緒にはだかで旅をしているような気持ちで楽しんでいただけるとうれしいです。

メールヌードに理解のある方でしたら年齢性別問わずどなたでも歓迎ですが18歳未満の方はご遠慮ください。

タイトルは、裸体に対するタブーが少ないおおらかな古代への憧れを表しています。

全ての記事を表示します

全ての記事を表示する

カレンダー
04 | 2024/05 | 06
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -
カテゴリ
最新記事
投稿作品アルバム
このブログのイメージで描いた絵を送っていただきましたのでご紹介します
カウンター
FC2カウンター
メールフォーム
管理人(甲斐)への感想、撮影希望などのご連絡はこのフォームをお使いください。感想や背景、場所、ポーズなどのアイデアや情報もいただけるとうれしいです。 個人情報には充分に配慮いたしますのでご安心ください。

名前(name):
メール(mail address):
件名(title):
本文(letter):

検索フォーム
最新コメント
リンク
このブログとのリンクをご希望の方は上のメールフォームを使って管理者までご一報ください。
月別アーカイブ
撮影ご協力のお願い
撮影にご協力くださる方を募集します。
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
RSSリンクの表示