Archaic Style 桜樹の下から3
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桜樹の下から3

桜の木の下の闇からから這いだしてきた男が、光に目をならしながら次第に己が両足で立ちあがって光の中に歩みだしてゆくまでを描きます。

描いてないか。
撮ります。

闇から光の中へ。

ところで蝉の一生ってあらかた土の中にあるわけですよ。
一般的には7年ほど土の中で過ごして最後の7日間だけ光の中に出てくる。
その7日のうちに盛大に鳴いて、跳びまわり、鳥に追われ、相手をさがして交わって産卵して、土の上にひっくり返って生を終え、その亡骸は無数の蟻に分解されて食糧として持ち去られる。
蝉が自分の生涯の大枠を知っているとは思えないのですがもし知っていたら、暖かい地中で平穏に生を終えたいと思うか、地上に出て危険と引き換えに生を謳歌したいと思うか、それとも二つの欲求の間で揺れながら過ごすのか、どれでしょう。


560.桜樹の下から3

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甲斐

Author:甲斐
晴れやかに一糸まとわない姿で、全身に風と光を感じたい。
管理人のヌーディスト(甲斐)自身の、自然の景観の中のヌード写真を駄文付きでご覧いただくブログです。
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メールヌードに理解のある方でしたら年齢性別問わずどなたでも歓迎ですが18歳未満の方はご遠慮ください。

タイトルは、裸体に対するタブーが少ないおおらかな古代への憧れを表しています。

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