四季2
雪解けの頃から盛夏、晩秋に至るまでよく遊びに行く渓流です。
でもこの季節はここまでたどり着くのはほんとに大変です。
イノシシの軽やかな足跡を横目に見ながら、膝上まで雪に埋まりながら一歩一歩山道を登っていきます。
「もう帰るか」と思ったあたりでようやく一息つける場所に。
目的地と考えていたところよりだいぶ手前ですけど、そこで撮影することにしました。
川べりなので雪の厚み、わかりますよね。
春夏秋冬の景色の変化の大きさ。
にもかかわらず一年中すっぱだかで写っていることの不自然さ。
でもま、これがぼくのやりたかったことなので。
それにこの時期の、誰もくるはずのないしんと静まり返った場所での撮影も解放感があって楽しいです。
