錦秋3
なじみの一本紅葉に逢いに行きました。
それなりに地元では知られた紅葉の名所なのに、道から外れて人目に触れにくい場所にあります。
そんな宝のような場所を嗅ぎわけるのがヌーディスト甲斐の本領です。
ただし、農道から見える場所なので午前中から昼間は無理。
野良仕事をしているおばあちゃんをびっくりさせてはいけないのでどうしても訪れるのは夕刻です。
でも、その時間帯こそがこの紅葉が最も光を放つときです。
一年に一回の、最高の時を一緒に過ごせることの幸福を感じながら、なじみになったこの紅葉にはできるだけ毎年のように逢いにきたい、と思うのでした。
