虜囚1
ある年の夏、はだかでの冒険が過ぎて捕縛されてしまいました。
放り込まれた場所は四囲を石垣に囲われ、それもよじ登って脱出しようにも素手ではなかなかその手掛かりを得られません。
真上からじりじりと真夏の太陽に照らされ、吹きだす汗だけでは肌を守り切れずに全身をやかれながら刻一刻と体力を消耗していきます。
そんな、ひと夏の思い出の記念です。
ま、この真偽は別として、書いていて高校生の頃を思い出しました。
人気のない広大な緑地で、着衣を全部脱いで草むらに隠しておいて、ビーサンだけになって緑地の中を走り回ったりしました。
当時のこだわりとしては靴じゃいけないんです。
少しでも全裸に近いサンダルでないとだめ、というルールがあって、そんな潔癖なところは今も変わっていないかも。
で、だんだん遠くにいきたくなるんですね。
「誰かにみつかったり捕まったらどうなるんだろう」ってどきどきしながら。
本当にどうするつもりだったんだろう。
で、結局そのままこんな長旅になってしまいました。
放り込まれた場所は四囲を石垣に囲われ、それもよじ登って脱出しようにも素手ではなかなかその手掛かりを得られません。
真上からじりじりと真夏の太陽に照らされ、吹きだす汗だけでは肌を守り切れずに全身をやかれながら刻一刻と体力を消耗していきます。
そんな、ひと夏の思い出の記念です。
ま、この真偽は別として、書いていて高校生の頃を思い出しました。
人気のない広大な緑地で、着衣を全部脱いで草むらに隠しておいて、ビーサンだけになって緑地の中を走り回ったりしました。
当時のこだわりとしては靴じゃいけないんです。
少しでも全裸に近いサンダルでないとだめ、というルールがあって、そんな潔癖なところは今も変わっていないかも。
で、だんだん遠くにいきたくなるんですね。
「誰かにみつかったり捕まったらどうなるんだろう」ってどきどきしながら。
本当にどうするつもりだったんだろう。
で、結局そのままこんな長旅になってしまいました。
